ハングル
第4代世宗大王が学者を集めて1443年に「訓民正音」として完成。
1446年に公布された文字。
公布まで3年のひらきがあるのは、勝手に文字を作れば宗主国である明(みん:中国)に反逆と誤解されるということで学者が反対したからだという。
当時、日本、モンゴル、チベットなど固有の文字を持つ国は夷狄(野蛮人)として見下していた。彼らは大中華を畏れ敬い島国の日本を軽蔑していた。
もともと民衆のために作られた文字で、470年間はアムクル(女文字)、アヘックル(子供文字)という蔑称で呼ばれていたが、1913年に「大いなる文字」という意味のハングルに名称変更された。
1886年に井上角五郎が漢字とハングルの混合文を新聞に用いたことでハングルが普及した。
日本が朝鮮を統治する以前、朝鮮人の識字率は10%程度だった。
しかし、併合(1910年)後、日本はハングルを必修科目として急速に普及した。
日本が日本語を強要し、言葉を奪ったなどというのはそれこそ妄言であり、日本によってハングルは広められた。
朝鮮の支配者層(両班)は一般大衆が教育を受けることを反対していた。
誰でも文字を読めるようになれば、知識の独占が出来なくなり、支配構造が崩れるから。
欧米列強の植民地支配も同じ。現地人に教育を施すなんてありえなかった。
しかし、日本は朝鮮教育令の施行でハングルを広めた。
併合前は100校に満たなかった公立の小学校を終戦までに5000校にまで増やした。
大正9年に朝鮮語辞典をはじめて作ったのも朝鮮総督府。
6つの方言区分にわかれていたのを体系化したのも朝鮮総督府。
朝鮮教育令で必修科目だった朝鮮語を昭和13年に必修科目から外した。
朝鮮語授業をするかしないかは、校長の判断に任された。
そこで一部朝鮮語授業が廃止されたのだが、実は校長にも日本人と朝鮮人がいて授業を廃止したのは朝鮮人校長でほとんどの日本人校長は朝鮮語授業を廃止していない。
しかし、朝鮮人校長の割合は10人に一人程度だったので実際にはほとんどの学校で授業は続けられた。
1948年大韓民国が成立したとき、公用文はハングルで書くよう法律が制定。
民間でも漢字の使用を止めるよう奨励していった。
漢字の語彙が減っていき漢字語そのものも廃止されていった。
ひとつの漢字語をハングルで造りなおす作業は長続きせず、自然消滅していった。
漢字語はその持つ意味を消失し、音だけで判断するよりほかなくなってしまう。
釜慶大学の某教授などは日本憎しのあまり、「サシミ」など料理関連で残る日本語を追放しようとしている。
漢字を捨ててしまったため過去の文献を読むことが困難に。
中国の属国だった哀れな歴史を国民に隠し、捏造した輝かしい歴史を教え込んで自尊心の高揚を図っている。
韓国の教科書には「日本に漢字(など文化を)伝えてあげた」と恩着せがましく書いてあるそうだが、彼らが読んでるそのハングルこそ実は日本が広めていた…。
トホホな国だな。
韓国における漢字 - Wikipediaによると、漢字廃止に至る動きとして、
「独立後は、日本統治時代に漢字を使用していたことや、中華帝国による古代からの冊封体制への不満といったナショナリズムの台頭により漢字を排斥[要出典]し、国語をハングルのみで表記しようとする機運が盛り上がった。」
とある。
韓国では政治も感情的に動くので「ホラ、自分でやったらそういうことになる」ということになりかねない。
日韓併合がなかったらこの国は今頃どうなっていたんだろう。
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